ロードトリップ

アメリカのロードトリップ:CA-1(カリフォルニア州道1号線)編

10/15/2023

ここ数年、ロードトリップにハマっています。
2023年夏には、ひとりでロサンゼルスからワシントン州シアトルまで行ってきました。
友人たちには「ひとりで? こわくない? 運転大変じゃない?」と言われますが、慣れれば全然大丈夫。むしろ気楽。
車の運転が苦ではない人にはぜひ一度ロードトリップをしてみてほしい!という訳で、Tipsやおすすめルートをご紹介します。

ロードトリップの計画を立てる

1日の移動時間を決める

私の場合は最大5時間まで。
それ以上運転するとかなり疲れを感じるし、ゆっくり寄り道ができなくなるので、最大で5時間できれば3時間くらに抑えて計画を立てると、計画外の寄り道もできて自由度・満足度が上がります。

宿泊地を決める

宿泊地、訪れたい場所とそこでの滞在時間をベースに旅程を仮で作ります。
次に宿の予約。
宿泊施設が少ない場所では料金は高くなる傾向が。
また休日の前日(金・土および祝日の前の日)は宿泊料金が上がります。
私はBooking.comで「Free Cancellation」で予約を入れています。

車のメンテナンスをする

ロードトリップはなんといっても車のコンディションが大事。
私はオイルチェンジのついでに、「ロードトリップに行くんだけどー」と伝えてチェックしてもらっています。
行きつけのオートサービスであれば、ベーシックなコンディションチェックは無料で行ってくれる場合も。
AAAなどのロードサイドサービスの有効期限も確認しておきましょう。
「自家用車じゃ不安!」という人は信頼できるレンタカーで。

荷造りをする

ロードトリップならではの荷造りとしては「軽いトレッキング」の準備をしておくこと。
国立公園や州立公園、その他の名所に立ち寄ったら少しでも歩いてみるのがおすすめ。
そのためには「歩きやすい靴」「日焼け止め」「水筒」「帽子」「現金(5ドル、10ドル札)*」が必需品。
*駐車場が有料で現金のみというところも

あとは水・カフェイン・スナック。
車内を汚さず、片手で食べられるスナックがあると便利です。

ラジオが入らない、スマホが圏外のエリアもあるので、お気に入りの音楽やポッドキャストをスマホにダウンロードしておくと良いでしょう。

CA-1(PCH)をロードトリップしてみよう

「California State Route 1(カリフォルニア州道1号線)」または「Pacific Coast Highway」と呼ばれるこのハイウェイは、ロードトリップ初心者におすすめ。
・名の知れた都市や名所が点在していて見どころいっぱい
・交通量が多いハイウェイなので、万が一車に不具合があっても助けを呼びやすい
・主に太平洋沿岸を通るハイウェイなので、海を見ながらドライブできる

サンフランシスコの北(Leggett)から、ロサンゼルスの南(Dana Point)まで続く、全長1055kmのCA-1。

サンフランシスコ〜ロサンゼルス、CA-1南下コース(4泊5日)

2021年7月、2023年9月に実際にロードトリップをした日程をベースにおすすめ旅程、寄り道スポットをご紹介します。
参考にしてみてください!

1日目
サンフランシスコ 〜 モントレー(Monterey)
約116マイル・約2.5時間

2日目
モントレー 〜 ビッグサー(Big Sur)
約30マイル・約1時間 ★ビッグ・サーでの滞在時間を多めに

3日目
ビッグサー 〜 サンルイスオビスポ(San Louis Obispo)
約110マイル・約3時間

4日目
サンルイスオビスポ 〜 サンタバーバラ(Santa Barbara)
約100マイル・約2時間

5日目:サンタバーバラ 〜 ロサンゼルス(Santa Monica Pier)
約84マイル・約2時間

※所要時間は道路の混雑状況によります

このルートのハイライトは何と言ってもビッグサー。
辿り着くにも、脱するにも、とにかく時間がかかる、まさに秘境。
橋の修理などで1号線が封鎖されている場合もあるので、計画を立てる前に確認しましょう。
※2023年現在は土砂崩れによりLucia以南が封鎖中。

1日目
サンフランシスコ → モントレー
ゆったり、気軽に。

初日はゆったり海岸沿いの風景を楽しみながらモントレーへ。

寄りどころ
・ベイエリアの人気サーフタウン「Santa Cruz」
・カラフルな建物が並ぶ「Capitola Beach」
・野生のラッコが見られるかも!?「Moss Landing」 または「Point Lobos State Natural Reserve」
・魅惑の17マイル「17-Mile Drive」
・可愛らしいお店がギュッと詰まった「Carmel-By-The-Sea」

サンフランシスコのGolden Gate Bridgeの麓から1号線をスタート。
橋好きの私はあえてSausalito側に渡り、橋から、いざ。


Golden Gate Park内を通り抜け、I-280フリーウェイに行ってしまわないように注意しながら1号線をキープします。
※GPSではフリーウェイを優先してルート選定されるので「1号線」を指定しましょう。

Santa Cruzはベイエリアのサーファーたちに人気のエリア。
街の中心地(Pacific Ave周辺)を散策するもよし、「Santa Cruz Board Walk(遊園地)」で遊ぶもよし。
カラフルな建物がかわいいCapitola Beachに寄るのも◎。

リフト(?)に乗って遊園地をぐるっと一望するだけでも楽しい。
Santa Cruzのお気に入りカフェ「11th Hour Coffee」。
へーーー、という言葉しか出てこなかったけど...。

モントレーでは「17マイルドライブ(17-Mile Drive)」や「カーメル・バイ・ザ・シー(Carmel-By-The-Sea)」に寄り道してみましょう。

17−Mile Drive経由でモントレーからCarmel-By-The-Seaに抜けるなら「Pacific Grove Gate」から入るとスムーズ。
海岸沿いでトレイルしていたら、鹿の群れに遭遇。

2日目
モントレー → ビッグサー
脇見運転に注意!

いざ、1号線のハイライト、ビッグサーへ!!!
絶景だけど断罪絶壁な道をひた走るので、心の準備を。

寄りどころ
・ビッグサー名物の橋と言えば「Bixby Creek Bridge」
・川辺でまったり休憩「Big Sur Liver Inn」
・ビッグサー界隈の食レベルの高さを感じる「Big Sur Bakery」
・トレイル(レンジャーが常駐するBig Sur Stationで地図をもらいつつオススメしてもらうと◎)
・何度も泊まりたくなる「Deetjen's Big Sur Inn」


ビッグサーは”陸の孤島”なので下記に気をつけましょう。
・1号線以外の迂回路がないので、必ず事前に交通状況を確認すること(橋の修理、土砂崩れなどで封鎖されていることもしばしば)
・携帯の電波が入らない箇所が多い(GPSも圏外な場合も)
・店やレストラン、ガソリンスタンドが限られているので、事前に計画を立てておくこと
・夏場でも天候によっては冷えるので防寒対策を

ビッグサーの絶景を臨みながら、幾つも橋を渡らなければならないこのルートは、高所恐怖症のわたしにとっては大感動と緊張で毎回ぐったり。
でもこの景色、このエリアの地場、また来たくなってしまうのです。

1932年完成のBixby Creek Bridge。この橋により1号線が南北のカリフォルニアが繋がったそう。
「よく頑張った、私」ということで、Big Sur Liver Innで給油しつつ、裏の川辺でまったり。

何度も泊まりたい!ビッグサーのアンティークな宿

この宿の空き状況を確認してから旅程を立てるくらい、私は毎回ここに泊まりたい。
別の部屋にも泊まってみたいし、ディナーもここで食べたい(まだ朝ごはんしか食べたことない)。
という訳でDeetjen's Big Sur Innをご紹介。
空室状況・予約は公式サイトから

林の中をくねくね走っていると左手にこの看板が出てくる。
アンティークな家具、ベットカバーも照明も、どれもこれも素敵でうっとり。
別棟の「Castro Canyon」に泊まるのが夢。横を小川が流れ、裏には深い森が。

ビッグサーのおすすめスポット

お土産探しとディナーはNepentheへ。
1階と地下はギフトショップはビッグサーらしくスピリチュアルなアイテムがずらり。

ビッグサーの絶景を見ながらのディナー。至福。
ロードトリップのお供はBig Sur Bakeryで。どれもこれもうまい。

ビッグサーと言えばエサレン研究所がリトリート施設で有名。
以前は一般客も夜中に温泉に入れたらしいのですが、2023年現在は休止中。
ここでリトリートするのも夢のひとつです。

あー、あとキャンプもしたい!
橋の下の海辺にもキャンプ場があるらしいです。

3日目
ビッグサー → サンルイスオビスポ
絶景を惜しみながら。

前日に続き、断崖絶壁の道をひた走ります。
Ragged Pointで一息入れつつ、Morro Rockの大きさに圧倒されつつ、サンルイスオビスポまで。

寄りどころ
・滝が海に落ちる「McWay Falls」(Julia Pfeiffer Burns State Park内。駐車場は現金のみで$10)
・ここまで来れば一安心「Ragged Point Plaza」
・メディア王ハーストの元私邸「Hearst Castle」
・とにかくデカい「Morro Rock」

海に直接流れ落ちるという珍しい滝「McWay Falls」
Ragged Point Plazaの庭から1号線を振り返る。

メディア王の豪邸「ハーストキャッスル」

『市民ケーン』のモデルとも言われるメディア王、ウィリアム・ランドルフ・ハーストの元私邸(現在はカリフォルニア州の管轄)。
ハーストキャッスルは完全予約制で何らかのツアーに参加しないと入れません。
週末や連休は混み合うので事前にオンラインで予約しておきましょう。
※所要時間は約2〜3時間

入り口から邸宅からまで専用のバスで30分くらい。昔は敷地内に動物園もあり、その名残であちこちに動物が。
贅沢の限りを...とはよく言ったもので、西欧の雰囲気をふんだんに盛り込んだ豪邸です。
屋内のプール。ここのブルーのタイルがキレイだったなぁ。
デカすぎてなかなか近づかないMorro Rock。

4日目
サンルイスオビスポ → サンタバーバラ
こんな小洒落タウンがあったなんて。

こじんまりした小洒落タウンがあちこちに。
1号線を外れて寄ってみるのも。

寄りどころ
・サーフタウン「Pismo Beach」
・アンティーク巡りなら「Santa Maria」
・こじんまりとした小洒落タウン「Los Alamos」
・ワイナリーが連なる「Los Olivos」
・映画『Sideway』の舞台にもなった「Buellton」
・ちょっと怪しいオランダ村といえば「Solvang」

サーフタウン「Pismo Beach」
Santa Mariaのアンティークストア「Deja Vu Antique Mall」。
Los AlamosのUnion Hotel。街全体がおしゃれにリノベした、という雰囲気の街。
Los OlivosのGeneral Store。ギフトにちょうど良い品々が並ぶ。
BuelltonのIndustrial Eats。窯焼きPizzaが絶品です。
近頃は賑わいを取り戻しているという噂のSolvang。10年前は偽物感が半端なくって...。

5日目
サンタバーバラ → ロサンゼルス
懐かしい景色にほっと。

すっかり馴染みの南カリフォルニア。
敢えて1号線でビーチシティに寄り道しながらサンタモニカへ行くのが新鮮。

寄りどころ
・Santa Barbaraの街並みを一望「Santa Barbara County Courthouse」
・Venturaでオイスターを食す「Jolly's Oyster」
・カリフォルニアを代表するエシカルメーカー「Patagonia」

Santa Barbara County Courthouseの屋上(時計台)からの眺め。
San Buenaventura State Beach内にあるJolly's Oyster。
入り口で「Jolly's Oysterに行く」と伝えると無料(1時間)で入れます。
生ガキ、アサリのワイン蒸し、セビーチェ、生ウニなどなど。はぁ、幸せ。
Patagoniaの本店。右奥(裏)には本社があります。

旅程を立てるときには、敢えて空き時間を残しておくべし

渋滞していたり、寄り道したいところが増えたり、もっと長く滞在したくなったり。
融通が効くところがロードトリップの魅力でもあるので、あまり予定を詰め込めすぎず、その日その日、行った先で寄り道していくのも良いものです。
絶対寄りたい場所、予約が必要な場所、宿だけは事前に抑え、それ以外はてきとーに。


この記事で紹介したスポットをGoogle Mapにしました。
皆さんのCA-1トリップの参考になれば嬉しいです。

では〜。

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MAY

東京でWebマーケティング・ECコンサルに従事した後、2011年に長年の夢であった海外生活をすべくロサンゼルスに移住。現在はフリーランスとして旅をしながら様々なWebプロジェクトやアテンド案件に参画。
趣味:街散策(#しべさんぽ)、ロードトリップ、キャンプ、国立公園巡り、イベント巡り(特にフェスと映画祭)、西海岸メイドの素敵なブランドを発掘すること。

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