アメリカン・ビンテージの祭典「INSPIRATION Vol.08(2016)」レポート Vol.1

今あるものを長く使い続ける。
古着ってすごくエコ

LAで毎年2月に行われるアメリカンビンテージクローズ(古着)の祭典、「INSPIRATION(インスピレーション)」(第8回目)に行ってきました。

こんな感じのブースが100以上、広大な会場に並びます

こんな感じのブースが100以上、広大な会場に並びます © Shigeyoshi Takebe

アメリカ全土からはもちろん、世界各地から古着屋やビンテージな世界観を持ったブランドが出店。そして、それを目当てに何千人ものアメリカンビンテージファンや業者が訪れるこのイベント。

何と仕切っているのは田中凛太郎(りんたろう)さんという日本人の方だから驚き。同じ日本人としてほんと誇らしいですね。彼は、『My Freedamn!』という古着をテーマにした写真集もシリーズで計10冊出しており、世界中で10万部以上売れているとか。

アメリカの現地感満載の写真や丁寧に撮影された古着の写真が読み応えたっぷりの『My Freedamn!』

アメリカの現地感満載の写真や丁寧に撮影された古着の写真が
読み応えたっぷりの『My Freedamn!』

なぜこのイベントの取材に行ったかというと、古着って「あるものを捨てずに大切に使い続ける」という意味ですごく「エコ」だと思うから(エコは『West Coaster』でも大事なテーマの一つです!)。洋服を過剰に大量生産しないこともそうですし、ゴミをできるだけ減らすこともゴミ処理や焼却の問題においてエコと言えます。オーガニック素材やリサイクル可能な素材で作ったエコファッションもありますが、極論すると、何も作らないに勝るものはありませんからね(笑)。

アメリカは古着屋はもとよりスリフトショップ(古着や家具を寄付で集めて再販するお店)、フリーマーケット、さらにはガレージセールなどがすごく身近にあって、洋服がなかなかゴミ箱に行かない。そういう意味で、洋服に関してすごくエコな環境ができているなという気がします。

古着好きもそうじゃない人も
楽しめる懐深いイベント!

さて、「INSPIRATION」の会場内には、とにかく所狭しと古着屋さんが並びます。そこをさまざまなタイプの古着オシャレさんたちが闊歩しているので、彼らを見ているだけでも本当に飽きません。

ビンテージのエンジニアやワークブーツがずらりなお店。かっちょよす

ビンテージのエンジニアやワークブーツがずらりなお店 © Shigeyoshi Takebe

貴重なビンテージが一同に会すイベントなので、マニアにはたまらないはず

スタッフも来場者もみんな古着ファッションでオシャレ。
というか、店員と客の区別がつきづらく、話しかけるとき少しとまどう(汗) © Shigeyoshi Takebe

コテコテの古着屋さんだけじゃなくてビンテージの世界観に共感するブランドや雑貨屋さんなども出店しているので、古着が苦手という人でも退屈せずに楽しめる感じです。

このイベントの直後にローズボウルのフリーマーケット、さらにラスベガスで行われるアメリカ最大のファッション展示会「MAGIC」があるので、毎年「INSPIRATION」と3点セットで買い付けに訪れるファッション関係者も多いようです。

Levi'sも出店。店員さんとかいちいちカッコイイッス

Levi’sも出店。店員さんとかいちいちカッコいいッス © Shigeyoshi Takebe

長崎県の波佐見焼きを扱うお店も!波佐見焼はとてもデザインがモダンで、アメリカでも受けているようです

長崎県の波佐見焼きを扱うお店も!波佐見焼はとてもデザインがモダンで、
アメリカでも受けているようです © Shigeyoshi Takebe

バイク好きの自分的に刺さった、銅製のバイクのオブジェ

こんな銅製のオブジェを製作するアーティストの展示も © Shigeyoshi Takebe

白人はこういう格好してもコスプレにならず馴染むからうらやましい

手前の人、完全にインディー・ジョーンズなのにかっこいい。
白人はこういう格好してもコスプレにならず馴染むからうらやましい © Shigeyoshi Takebe

偶然撮ってしまったお姉さん。ヘアもファッションもイカしてます

偶然撮ってしまったお姉さん。ヘアもファッションもイカしてます © Shigeyoshi Takebe

こういうイベントにはつきものの、おいしいサードウェーブなコーヒー屋さん

こういうイベントにはつきものの、おいしいサードウェーブなコーヒー屋さん © Shigeyoshi Takebe

まあとにかく、お店の人も来場している人も古着ファッションでキメててめちゃくちゃかっこよかった(しかもエコ)!…ということで、「INSPIRATION」レポート第2弾はファッションスナップをお届けします。

◉Photo by Shigeyoshi Takebe

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About the author

Totti

LA在住歴4年、フリーランスの編集者&ライター。四十路日本男児。日本では書籍や雑誌、Webメディアの編集および執筆、広告制作などに従事。
元夜遊び大好き酒大好き全てのジャンクフード大好きの、超不健康児。しかし、LAに移住してから西海岸独自のオーガニック&ベジタリアン&地産地消な健康食カルチャーに目覚め、大好きだったタバコもやめ、毎日コールドプレスジュースやスムージーを作って飲むようになるなど、自分でもビックリするくらい生活スタイルが変わりました。
『West Coaster』では主観もガンガンに入れつつ、皆さんにとって新鮮で人生のちょっとしたスパイスになるような西海岸の情報をお届けできればと思っています。ぜひ楽しんでください。