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2026年の映画賞を楽しむために観ておくべき映画

09/21/2025

観ておくべき映画(2025年)

こんにちは、MAYです。
映画も好きですが、イベントも好きで、それらが合わさった映画祭は大好物です。
毎年、レッドカーペットから気分を盛り上げ、授賞式はリアルタイムで視聴します。

アメリカの映画賞といえば、米国アカデミー賞(オスカー)が最も有名。
開催は3月ですが、前年の秋、ちょうど今頃から界隈は少しずつそわそわしてくるのです。

なぜなら、前哨戦とも言われる映画祭/映画賞が9月から始まるから。
特に、カナダのトロント国際映画祭(9月)、ニューヨーク映画批評家協会賞(12月)、ゴールデングローブ賞(1月)、SAGアワード(1月)、PGAアワード(2月)で注目された作品・俳優は要注目です。

注目作品

2025年9月現在、配信中・公開中のものから下記にリストアップしました。
※今後も随時更新していきます。

  • Sinners(罪人たち)』監督:ライアン・クーグラー | Horror | 4/18/2025 公開→Amazon、Huluほかで配信中
  • One Battle After Another』監督:ポール・トーマス・アンダーソン | Comedy/Adventure | 9/26/2025 公開予定
  • The Smashing Machine』Sport/Drama | 10/3/2025 公開予定
  • A House of Dynamite』監督:キャスリン・ビグロー | Thriller/Drama | Netflixで配信中・10/10/2025 劇場限定公開
  • Sentimental Value』監督:ヨアキム・トリアー | Comedy/Drama | 11/7/2025 公開予定
  • Hamnet』監督:クロエ・ジャオ | Drama | 11/27/2025 公開予定
  • Father Mother Sister Brother』監督:ジム・ジャームッシュ | Comedy/Drama | 12/24/2025 公開予定

『国宝』は米国アカデミー賞にノミネートされるのか?

米国アカデミー賞の(長編)作品賞にエントリーするには、米国内の指定された6都市で連続7日間以上の有料上映が条件となります

通常、外国の作品はまず国際長編作品賞にエントリーされます。
但し、1国1作品しかエントリーできません。
もし通常の作品賞も狙いたい場合は、前述の通り、期間内に劇場公開も行うなどの条件をクリアする必要があります。

カンヌ映画祭やトロント国際映画祭でも話題となった『国宝』は、米国アカデミー賞の国際長編作品賞の日本代表に選出されました。
エントリー作品からノミネート作品として残れるかどうか?
ショートリスト(準ノミネート)の発表は2026年12月16日、最終のノミネート発表は2026年1月22日の予定です。

日本での興行収入や題材(歌舞伎)を考えると、作品賞まで狙いたいところでしょう。
北米の配給権利はGKIDSが獲得し、北米公開は2026年頭とリリースが出ています。
前述の6都市で2025年中に劇場公開されたら「あ、オスカー狙ってるな」と思いつつ、ぜひ劇場で堪能しましょう。
歌舞伎のシーンはまるで舞台を観ているかのような臨場感! 中段・中央席での鑑賞をおすすめします。

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MAY

東京でWebマーケティング・ECコンサルに従事した後、2011年に長年の夢であった海外生活をすべくロサンゼルスに移住。現在はフリーランスとして日米2拠点生活+旅をしながら暮らす。
趣味:旅(特にロードトリップ)、街散策、キャンプ、国立公園巡り、イベント巡り(特にフェスと映画祭)、西海岸メイドの素敵なブランドを発掘すること。

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