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海外から日本限定コンテンツを楽しむには?

12/18/2024

海外から日本限定のコンテンツを楽しむには?

著作権やライセンスの関係で、海外からは視聴できない*映画やドラマ、配信サービスがありますよね。
地域を限定して提供・配信するサービスに他エリアからアクセスすると、「ジオブロック(地域制限)」され視聴できない訳ですが、
「お金払うから見せて!!!」
とつくづく思います。

以前に比べ、この問題は解消されつつあり、海外からも視聴可能なコンテンツが増えていて、Netflixで視聴可能な日本のコンテンツも断然増えました。
(数年前までアメリカのNetflixでは、韓国のコンテンツは豊富なのに、日本の全然...という印象でした)

今後はより一層デジタルコンテンツの国境はなくなるはず!
ですが、今はまだ、特にドラマ、特にNHKのコンテンツは、海外からの視聴は難しいのが現状。

そんなときは、VPN(Virtual Private Network)という技術を使うと、
海外からアクセスしていても日本国内からアクセスしているように見せかける
ことができ、日本限定コンテツの視聴が可能になるのです。

コンテンツにはお金を払うべし

VPNの紹介の前に、どうしてもわたしが伝えたいのがこれ。
コンテンツにはお金を払いましょう。今後もコンテンツが作られ続けるために。

わたしは20年以上Web業界で働いてきて、「Webサービスや、デジタルコンテンツは軽視されがち」と感じています。

映画、ドラマ、書籍。
ハードメディア(映画館やブルーレイ、雑誌や本)には当たり前のようにお金を払うのに、
Web上で視聴・閲覧する場合には無料であってほしい/あるべきだ、と思っていませんか?

制作過程は変わらないのに...。
そりゃ流通の工程は随分ラクに、多分安価になったと思うけど、根幹の制作費はむしろ上がっている場合も。

タダ見していると、いずれコンテンツを作れなくなり、その業界は廃れるはず。
せめて、好きなもの、良質だと感じるものにはお金を払いましょう。

わたしはWebマーケティングの仕事をしてきた分、「コンテンツ」と呼ばれるもの、「クリエイター」と呼ばれる人たちに強い憧れと尊敬があります。
特に映画はできるだけ映画館で観ていますし、海賊版や違法視聴はせず、有料のものには必ず課金しています。

VPNは違法なのか?合法なのか?

VPNサービスを紹介するかどうか、正直悩みました。
なぜなら
「VPNを使って、国の制限があるコンテンツやサービスを利用することは違法なのか?合法なのか?、はグレーゾーン」
だから。

VPN技術の使用自体は合法ですが、海外からの利用を禁止しているサービスや、日本国内限定のコンテンツにアクセスすることは、サービス利用規約違反や著作権侵害になる可能性があります。

VPNを使ったサービス利用・コンテンツ視聴に関し、個人のブログでは紹介されているけれど、法人メディアではほとんど紹介されていないのは、これが理由。

West Coasterでは「今後はコンテンツの著作権に国境はなくなる方向だろうし、海賊版や違法サイトで無料視聴するより、VPNを使ってでも、きちんとお金を払って利用・視聴することを薦めたい」という想いのもと、本記事にしました。

日本国外から利用できないサービスやコンテンツ

著作権や放映権の問題で、利用が日本国内に限定されている大手サービスはこちら。

サービス名配信内容金額
U-NEXTドラマ・アニメ・映画・漫画・雑誌の配信サービス月額2,189円
★31日間無料トライアルあり(但しトライアル期間中に解約すると1ヶ月分の月額利用料が課金される)
※ParaviやNHKオンデマンドなどの他レーベルにオプション加入が可能
※解約手続と同時に見放題作品が即視聴不可になるので要注意
FODフジテレビのドラマ・アニメ・映画配信サービス月額976円(広告あり)、1,320円(広告無し)など
★初回1ヶ月200円トライアルあり
AbemaネットテレビAbemaの配信サービスプレミアム会員月額580円(広告あり)、1,080円(広告無し)
☆無料会員制度あり
NHK ONE
(旧NHK+)
NHK総合・Eテレの生配信+見逃し配信(過去1週間分)サービス無料※NHKの受信契約が必要(NHKの契約をしているアカウントでログインする必要あり)
NHKオンデマンドNHK総合・Eテレ・BS1・BSプレミアムの配信サービス月額990円※NHKの受信契約は不要
※U-NEXT経由でも加入できる(U-NEXTポイントで支払可能)
※月中入会ではなく、いつ加入しても月初入会となり、翌月1日が更新日になる
TVer民放公式テレビ配信サービス(800以上のテレビ番組)無料
J Sportsオンデマンドスポーツの生配信+見逃し配信全番組を無制限視聴できる総合パックは月額2,640円※総合パックは、AmazonプライムやAbema経由で加入すると月額2,180円

世界的にサービス展開しているNetflix、Amazon Prime Video、Hulu、Disney+なども、作品ごとに配信国が異なったり、選択できる字幕・吹替言語が異なります。(同じ作品でも日本では日本語字幕があっても、アメリカからだと日本語選択ができない場合もある)

また更に、日本からでは利用できない動画配信サービス(Jme、Rakuten Vikiなど)や、視聴可能エリアが制限されたアメリカのスポーツ放映(例:東海岸で開催されている試合を西海岸では視聴できない、など)、韓国国内からしか購入できないコンサートチケット、なども「VPN」を使えば利用できるようになります。

日本からアクセス
アメリカからアクセスするとエラー表示され、視聴できない

NordVPNを使ってみよう

わたしが利用したことがあり、使いやすかったVPNサービスは、Nord Securityが提供するNordVPN。
1契約で同時接続がマックス10端末と太っ腹。
スマホ、タブレット、パソコン、テレビ、、、家庭内の全端末にで使える数ですよね。ありがたい。

プランはベーシックからプライムまで4段階、契約期間は1ヶ月・1年・2年の3パターン。
例えばベーシックプランの1ヶ月契約が12.99ドル、2年契約だと1ヶ月あたり3.59ドルです。

NordVPN

新規契約時は30日間以内であれば返金保証があるので、まずはどんな使い勝手か試してみるのがおすすめ。
特別ディールも頻繁に出しているので、お得ページを必ずチェックしましょう。

そもそもVPNはセキュリティサービス

本記事では、海外から日本限定コンテンツ/サービスの利用するためにVPNを紹介していますが、本来VPNはセキュリティ目的の技術で、仮想の"専用線"を使って通信すること。
安全性が不明な通信経路ではなく、仮想に構築した専用経路(=物理的に専用ケーブルを引くわけではなく)を使って、情報を暗号化して通信する技術です。

Web上では様々な場面で、知らないうちに、ユーザーの情報が取得されています。
どこから、どの端末で、どのブラウザ/アプリでアクセスしているのか?
ログインさせるサービスならば、さらに詳細な個人情報までもが取得されています。

このときに、そのWebサービスにアクセスするまでの通信経路にVPNを使うことで、セキュリティレベルが上がります。

接続国を海外に設定する必要がないときでも、
公共のWi−Fiを使う場合や、ログインが必要なWebサービスを使う場合にはVPN接続が望ましい
のです。

NordVPNの使い方(30日間返金保証あり)

  1. NordVPNを契約
    会員登録をし、ログイン情報を取得
  2. アプリをダウンロード
    パソコンやスマホににNordVPNアプリをダウンロード(無料)
  3. アプリで接続
    「日本」を選択して接続
  4. コンテンツ配信サービスにアクセス
    3で「日本からアクセス」している状態になり、日本国内限定のコンテンツも視聴できるように
未接続の状態
日本の「Tokyo」に接続している状態
アメリカからNetflixにアクセスすると、アメリカ国内向けのTOPページに
"日本"からNetflixにアクセスすると、日本国内向けのTOPページに
"日本"からRakuten Vikiにアクセスすると視聴できない
アメリカでRakuten Vikiにアクセスすると視聴できる

テレビやプロジェクター向けのNordVPNアプリもあるので、同じようにアプリをダウンロードすれば、テレビやプロジェクターでもVPN接続が可能です。

NordVPNは端末全体で接続状態になるので、現在地情報を活用したアプリを使うとき(地図とか)は、NordVPNアプリの接続先を現在地に変更する or 接続解除することを忘れずに!

MAYおすすめの配信サービス・コンテンツ

最近ハマっているのはNHKオンデマンド(有料)。
かなり過去に遡って、NHK総合、Eテレ、BSの番組を視聴できます。

最近だと朝ドラの『虎に翼(NHK総合)』、話題になった『団地のふたり(BS)』をNHKオンデマンドで観ました。
ずっと気になっていた『映像の世紀』は初回分から、良質なドキュメンタリー番組『NHKスペシャル』も初回分から視聴可能です。
朝ドラも大河ドラマもかなり昔のものまで配信しているので、懐かしいもの(『おしん』も観れますw)、見逃しているものを夜な夜な観ても全くコンテンツ不足にならずw。

ドキュメンタリー番組も豊富で、『NHKスペシャル(旧NHK特集)』は1976年放送のものから、『映像の世紀』は2015年の第1回目から配信しているので、本当にありがたいサービス。



NHKが提供している配信サービスのNHK ONE(旧NHK+)は、NHK受信料を支払っているアカウントでログインすることで、地方〜全国のニュースや、過去2週間に遡っての主要番組、期間限定で数年前の朝ドラや大河ドラマを視聴できます(無料)。

民放の番組も観るなら、TVerとU-NEXTがおすすめ。

TBSやフジテレビのドラマから、テレビ東京のワールドビジネスサテライトまで、色々楽しめます。

TVerは連続ドラマの一部話だけの配信→全回は各テレビ局の配信サービスで、というものも多いですが、何と言っても無料。

その点U-NEXTは全話配信していますが、最近はNetflixが民放ドラマの配信にかなり力を入れてきて重複している作品も増えているので、Netflixに加えてU-NEXTまでサブスクする必要があるかどうかは悩ましいところ。
但し、漫画や雑誌などの電子書籍まで閲覧できる、HBOのような海外のコンテンツが視聴できるのはU-NEXTならでは。

なお、U-NEXTにNHKオンデマンドが内包されていますが、これは別料金。
U-NEXTサブスク代とは別に、NHKオンデマンドに直契約するのと同額のサブスク代が追加で発生します。
U-NEXTポイントで支払える(U-NEXTの月額利用料でもらえるポイントで賄える)ので実質無料でNHKオンデマンドが利用できる、TV用アプリのないNHKオンデマンドをU-NEXTアプリ内で視聴できる、のがメリット。

2025年の日本のおすすめドラマ

そんなこんなで、2025年はかなり多くの日本のドラマを楽しみました。
おすすめ作品を配信サービスと共にご紹介します。

作品名ポイント配信サービス(放送局)
東京サラダボウル警察もの
日本に住む外国人が巻き込まれる事件・トラブルに真摯に向き合う
NHKオンデマンド(NHK)
御上先生学園もの
社会問題を個人の問題・自分事と捉え、考えさせる新しい学園もの
U-NEXT(TBS)
ホットスポットSci-fi
バカリズム脚本による奇想天外な設定と群像劇が圧巻
Netflix(日テレ)
続々最後から二番目の恋ヒューマン
大人の友愛、家族的つながりを描く、11年ぶりの新シリーズを同キャストで
FOD(フジ)
対岸の家事社会派
専業主婦や家事について、コメディタッチで描く
U-NEXT(TBS)
波うららかに、めおと日和ラブコメ
昭和初期の恋愛・結婚生活はむしろ新鮮。ほのぼのとした純愛
FOD(フジ)
僕達はまだその星の校則を知らない学園もの
独特な感性を持つ、学校嫌いな弁護士が赴任先の高校で生徒たちと共に成長
Netflix、FOD(フジ)
舟を編む社会派
辞書作りを、現代の問題を交えて描く。映画版よりも丁寧に&現代版にアレンジ
NHKオンデマンド(NHK)
40までにしたい10のことラブコメ
上司部下のゲイの社内恋愛
U-NEXT(テレ東)
19番目のカルテ医療もの
全身&心を含めて、患者のまるごと全体を診察する総合診療医
Netflix、U-NEXT(TBS)
シナントロープミステリー
音・映像・台詞・展開が斬新な新感覚ミステリー
Amazon(テレ東)
ザ・ロイヤルファミリーヒューマン
競走馬・競馬の夢を追う人々を、父子2世代に渡り描くヒューマンドラマ
Netflix、U-NEXT(TBS)
ぼくたちん家ヒューマン
一人ぼっちの少女を見守る、ゲイのおじさんカップルを中心とした大人たちの優しさが温かい
Netflix、U-NEXT(日テレ)
ちょっとだけエスパーSci-fi
野木亜紀子脚本によるSFコメディ。多次元(未来と現代)x 超能力という難解な設定を、個性豊かなキャラクターたちがコメディタッチで描く
Netflix、TELSA(テレ朝)
ひらやすみヒューマン
こういう生き方も有りなんだ〜、とちょっと生きやすくなるほのぼのドラマ
NHKオンデマンド(NHK)

数年前は韓国ドラマにハマり、日本のドラマが物足りなく感じていましたが、ここ最近は逆転。
日本のドラマが断然面白い!
脚本の幅の広さ、役者の繊細な演技、群像劇での間や台詞、映像クオリティも上がった印象。

また、特定の局に偏らず、各局が良作を排出しているんだな、と感じました。
テレ朝やテレ東が攻めたテーマに挑戦してたり、意外とフジテレビが頑張っていたり。

2026年も配信サービスをフル活用して、リアタイのごとく日本のドラマを楽しむつもりです♪

さぁ、まずは気軽にNordVPNを試してみてはいかがでしょうか?
海外生活がちょっと快適になりますよ〜。

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MAY

東京でWebマーケティング・ECコンサルに従事した後、2011年に長年の夢であった海外生活をすべくロサンゼルスに移住。現在はフリーランスとして日米2拠点生活+旅をしながら暮らす。
趣味:旅(特にロードトリップ)、街散策、キャンプ、国立公園巡り、イベント巡り(特にフェスと映画祭)、西海岸メイドの素敵なブランドを発掘すること。
A former web marketing and e-commerce consultant who worked in Tokyo, I moved to Los Angeles in 2011 to pursue my dream of living overseas. Now a freelance writer and consultant, I split my time between the U.S. and Japan while covering travel, festivals, film, and West Coast lifestyle. I love road trips, urban wandering, camping and national parks — and I’m always hunting for small, beautifully made West Coast brands.

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