国立公園

ラッセン火山国立公園(カリフォルニア州)

10/16/2023

ラッセン火山国立公園

溶岩、間欠泉、湖がぎゅっと詰まった国立公園

この公園の入口に「Listen to the sounds and smells」という看板を発見。
名前のごとくラッセン山(活火山)を中心とした国立公園で、あちこちから硫黄の匂いが。
「音を聞いて匂いをかいで」とはこのことだったのですね。
(以来、国立公園内ではラジオや音楽をとめ、窓を開けてゆっくりドライブするようにしています)

ラッセン火山国立公園 山火事の跡
公園の南西側は2021年の山火事(Dixie Fire)の跡がまだはっきりの残る。この山火事により公園の69%が燃えた。

ラッセン火山国立公園はコンパクトなので1日あれば名所は一通り回れます。
時間がない場合は、Southwestの入り口からNorthwestの入り口まで1本道のCA-85(48km)をドライブ。

間欠泉を見るならKohm Yah-mah-nee Visiter Centerすぐの「Sulphur Works Hydrothermal」がおすすめ。
手前で駐車し、走行中の車に気をつけながら歩道で近づきましょう。

ラッセン山の頂上をバックに、ブルーのグラデーションが美しいLake Helen。
この辺りは夏でも雪が残るそうで、私が訪れた8月にも路肩に残った雪で遊んでいる子供たちが。

ラッセン国立公園 Lake Helen
Lake Helen

ラッセン火山国立公園(Lassen Volcanic National Park)

カリフォルニア州の北東に位置するラッセン火山を中心とした国立公園
1914年〜1917年に噴火
国立公園の中では小ぶりでややマイナー
近くをロードトリップする機会に立ち寄るのが◎

見どころ・寄りどころ
  • Sulphur Works: 沸騰する泥や噴気孔などの火山活動が見られる
  • Summit Lake: ラッセンには小さな池が点在しているが、最も人気があり且つ最もアクセスが簡単なのがSummit Lake
  • Lake Helen: コバルトブルーからエメラルドグリーンのグラデーションが美しい湖
  • Devastated Area: 1915年の噴火時の沸騰した泥と爆発したガスで、ラッセン山頂の側面の植物は全滅。100年以上経過した現在、世界で最も新しい(若い)岩と新しい植生を見ることができる
おすすめの過ごし方
  1. CA-89をドライブ
    南西のエントランスから北東のエントランスまで、CA89号線で抜ける(30マイル、48km)。Lassen Peak Parking AreaとViewpointからは最も近くに山頂を臨める。

  2. Bumpass Hellを歩く
    最も活発な火山活動を感じられる。Bumpass Nature Trailは2時間の中級トレイルで、沸騰した泥や間欠泉などを見たり、硫黄臭を嗅ぐことも。

  3. Manzanita Lakeを満喫
    公園内で最もフォトジェニックなスポットの一つ。湖を1周するトレイルは、1時間の初級レベル。Day Use Areaではカヤックをレンタルすることもできる。
行き方
  • 主要都市から:サンフランシスコから車で4.5時間、リノ(ネバダ州)から車で3時間
  • 入り口はNorthwest(夏季のみ)とSouthwestの2箇所。
    Southwest Entranceは年中オープンしているが、冬季はKohm Yah-mah-nee Visiter Centerより北の道路は封鎖される。
  • 雪が溶け、日中の気温が上がる6月〜10月がシーズン(最も来場者が多いのは7月〜9月)

公式サイト: National Park Service

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MAY

東京でWebマーケティング・ECコンサルに従事した後、2011年に長年の夢であった海外生活をすべくロサンゼルスに移住。現在はフリーランスとして旅をしながら様々なWebプロジェクトやアテンド案件に参画。
趣味:街散策(#しべさんぽ)、ロードトリップ、キャンプ、国立公園巡り、イベント巡り(特にフェスと映画祭)、西海岸メイドの素敵なブランドを発掘すること。

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