美容 西海岸カルチャー

アメリカ西海岸&日本のおすすめオーガニックコスメブランド!

12/29/2015

メイクアップにもオーガニックがあるって知ってますか?

添加物や化学合成物質を使っていないコスメというと、まず「オーガニックコスメ」(有機栽培された植物を原料にしたコスメ)、それも化粧水などのスキンケア(基礎化粧品)商品が思い浮かびませんか?
 
実はメイクアップアイテムでも、化学的な添加物を一切使っていない「オーガニックメイクアップ」、「ミネラルメイクアップ」アイテムがあるんです。
 
特に「ミネラルメイクアップ」アイテムは天然原料を使っているから肌に優しいのはもちろんなのですが、肌に最も負担をかけると言われているクレンジングが不要なことも見逃せないポイント。
 
肌に優しい天然素材のコスメにこだわるなら、基礎化粧品だけでなく、メイクアップにも目を向けてみては?ということで、以下よりオススメのオーガニックコスメ、ミネラルコスメをいろいろとご紹介します。

 

アメリカ西海岸発のオーガニックコスメ

食料品にはなるべくオーガニックなものを使いたいという意識が高い西海岸。それはコスメに対しても同じで、さまざまなオーガニックコスメブランドが誕生しています。
 
日本向けの公式オンラインサイトを展開しているところもあるほか、有名デパートや世界中のナチュラル&オーガニックコスメ商品を扱う「Cosme Kitchen」で取り扱われているブランドも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

OSEA Malibu(スキンケア、1996年誕生)

Osea

photo by osea


Osea Malibuというブランド名の通り、ロサンゼルスのマリブでスタートしたブランド。海藻を配合したクリーンなスキンケア開発。「動物の権利が重要である」という理念からビーガン素材を使い、動物実験を行わずPETAによるビーガン認定も受けています。また創業当時からガラス容器を使っています。
 
▼公式サイト
https://oseamalibu.com/

IN FIORE / インフィオレ (スキンケア/カリフォルニア州サンフランシスコ、1999年誕生)

infiore2

photo by infiore

世界中から厳選した植物原料を集め、加工段階で加熱せず、化学合成成分も使わず、植物の酵素やビタミンを生きたまま封入することで、「効くコスメ」にこだわっています。
 
日本では公式オンラインショップ(日本語)や高島屋、伊勢丹などのデパートで購入可能です。

▼公式サイト
英語:http://www.infiore.net/
日本語:http://www.infiore.tokyo

 

Juice Beauty / ジュース・ビューティー (スキンケア・メイクアップ/カリフォルニア州サンフランシスコ、2000年誕生)

photo by juicebeauty

photo by juiceBEAUTY

化粧品に多く含まれる「水」。実は、その水自体にはオーガニック認定がないそう。ならば「水分」もオーガニック基準を満たしたものを、ということでUSDA認定を受けたフルーツジュースを原料とした製品を展開しているユニークなブランド。COPA(カリフォルニア州オーガニック認定基準)を取得しているアイテムも。
 
日本では人気モデルの平子理沙さんが愛用していることでも有名。伊勢丹や高島屋グループのセレクトオンラインショップ「セレクトスクウェア」などで購入可能です。

▼公式サイト
英語:http://www.juicebeauty.com/

▼日本国内のオンラインショプ
http://www.ibeautystore.com/brands/892.juice-beauty

 

Bare Minerals / ベアミネラル (メイクアップ/カリフォルニア州サンフランシスコ、1995年誕生)

bareminerals

photo by bare Minerals

1976年に自然派コスメショップとして誕生。その後、ミネラルを使ったファンデーションの販売をスタートさせ、1995年に「ベアミネラル」としてデビュー。
 
ブランドの顔である「ミネラルファンデーション」は数多くの雑誌などで受賞暦があり、2007年にはアメリカの全コスメブランドの中で、ファンデーション売上1位(※)を獲得したほど。
 
日本では公式オンラインショップ(日本語)や通販サイト「QVC」などで購入可能です。
 
(※)NPDグループ及びIR社インフォスキャン調べ。 「米国における2007年度ファンデーション及びパウダー小売売り上げ」に基づく。

▼公式サイト
英語:http://www.bareescentuals.com/
日本語:http://www.bareminerals.jp/

▼QVC
http://qvc.jp/cont/top/Main

 

alima PURE / アリマピュア(メイクアップ/オレゴン州ポートランド、2004年誕生)

alima_pura

photo by alima pure

サステナブルで有名な街ポートランド(オレゴン州)にて誕生した、ミネラル100%(リップバームのみ植物成分配合)の製品を展開しているブランド。
 
豊富なカラーバリエーションが特徴で、ファンデーションは約50色を展開しています。
 
オンラインショップでは「Find Your Match」というサンプル10色がセットになった、カラーセレクト用のアイテムも用意しています。日本では「Cosme Kitchen」各店またはオンラインショップで購入可能です。

▼公式サイト(英語のみ、日本への配送可能)
http://www.alimapure.com/

▼Cosme Kitchen
http://www.cosmekitchen-webstore.jp/

 

Giovanni / ジョバンニ(ヘアケア/カリフォルニア州ロサンゼルス、1979年誕生)

giovanni

photo by giovanni

ビバリーヒルズとハリウッドにあるヘアサロンの人気スタイリスト、アーサー・グイドッティーにより設立。ナチュラル・ヘアケアブランドとしてはパイオニア的な存在です。
 「Whole Foods Market」 をはじめとしたナチュラル系スーパー、薬局などで販売されています。日本では「Cosme Kitchen」各店またはオンラインショップで購入可能です。

▼公式サイト(英語のみ)
http://www.giovannicosmetics.com/index.asp

▼Cosme Kitchen
http://www.cosmekitchen-webstore.jp/

 

EO(ボディーケア/カリフォルニア州、1995年誕生)

EO

photo by EO

「子どもたちが安心して使える化粧品を」ということでブラッド・ブラック、スーザン・ブラック夫妻により設立。ハンドウォッシュやボディーローションなどのボディーケア用品を中心に展開しています。
 
「EO」とは“Essential Oil”の頭文字で、人工香料を一切使わず、ピュアなエッセンシャル・オイルによる心地よい香りが特徴。香料だけでなく、「Non-GMO(遺伝子組み換え原料なし)」「グルテンフリー」「クルーエルティ・フリー(動物実験を行なわない)」など、原料や生産過程にもこだわりが。
2012年には、よりリーズナブルなライン「everyone by EO」が誕生し、若年層でも使いやすいアイテムも展開。日本では公式オンラインショップで購入可能です。

▼公式サイト
英語:https://www.eoproducts.com/
日本語:http://www.eoproducts.jp/

 

Erbaviva / エルバビーバ (ベビーケア・ボディーケア/カリフォルニア州、1996年誕生)

erbaviva

photo by erbaviva

ベビーとママ(プレママも)のために、ロビン・ブラウン、アンナ・ブラウン夫妻によって誕生。製品のラベルには全成分を印字し、どの成分がオーガニックなのかも明記。USDA認証マークが付いている商品は、全成分の95%以上がUSDA認定のオーガニック成分で作られています。
 
社会貢献にも熱心で、同ブランドの製品パッケージは、タイとミャンマーの部族を支援する基金プロジェクトを通して調達しています。日本では「John Master Organics」ショッピングサイトで購入可能です。

▼公式サイト(英語のみ)
http://erbaviva.com/

▼日本国内オンラインショップ(日本語)
http://www.johnmasters-select.jp/

 

コスメだって地産地消?!
日本国産のオーガニックコスメブランド

「身土不二(しんどふじ・しんどふに)」という言葉を聞いたことはありますか?
暮らす土地でその季節に採れた食品や伝統食が身体に良い、というもの。
私は本来化粧品もそうなのだと思っています。
 
海外には歴史が古く、有名なオーガニックコスメブランドがたくさんあり、ついつい試してみたくなってしまうけれど、日本人の肌質・色、好みを熟知する日本国産メーカーの製品はやっぱりしっくり身体に馴染む気がします 
 
自分の身体とって良いのはもちろん、生産から消費までの距離などエコの観点、国内のビジネス活性化などの意味において、オーガニックコスメを選ぶならぜひ地産地消で。

たかくら / Takakura(スキンケア、1993年誕生)

たかくら

photo by Takakura


「オーガニックとナチュラルをデイリーユースに。」というフレーズが語るように、日本で全員がオーガニックとナチュラルを選択できるように、プレミアムをリーズナブルに、というスローガンのもと1993年に設立。
 
オーガニック後進国と言われる日本で、オーガニック先進国の欧米よりも厳しい基準を求めて商品開発をしている印象。こんな会社が日本にあったなんて...。
 
▼公式サイト
https://takakura.co.jp/

ドゥーオーガニック / Do Organic(スキンケア、2008年誕生)

doorganic

photo by do organic


日本のコスメとして初めて「Eco Cert」と「COSMEBIO」を取得したメーカー。日本人の肌に合った使用感が特徴です。使用している全植物原料の95%以上がオーガニック。その他、「Non-GMO」「クルーエルティ・フリー」、環境を配慮した容器・パッケージを使うなど、原料・生産過程にもこだわりを持っています。

▼公式サイト
http://www.do-organic.com/

 

オラクル / L’oracle(スキンケア、2001年誕生)

loracle

photo by L'ORACLE

長年の植物の研究成果をスキンケアに応用。70種類以上の植物成分を絶妙なバランスで処方・配合し、相乗的に肌に働きかけるスキンケアアイテムを開発しています。北海道の自社農園で有機栽培された植物原料を中心に、世界中から厳選したオーガニック原料を使用。公式オンラインショップのほか、「バーニーズニューヨーク」や「OPAQUE(オペーク)」でも購入可能です。

▼公式サイト
http://www.loracle.jp/

 

スリー / Three(スキンケア、2009年誕生)

three

photo by THREE

「身土不二(生まれた土地のものを用いること)」と「地産地消(生産されたものをそこで消費すること)」の考え方に基づき、日本産の原料を開発・採用しています。天然由来成分の使用率は85%以上で、「Soil Association」などのオーガニック認定を受けた植物原料を積極的に使用しているほか、「Non-GMO」「クルーエルティ・フリー」など、原料・生産過程にもこだわりを持っています。まるで海外ブランドのようにシンプルで洗練されたパッケージも特徴です。

▼公式サイト
http://www.threecosmetics.com/

 

アムリターラ / Amritara
(スキンケア、2008年誕生)

amritara

photo by amritara

オーガニックや野生の植物原料を80%以上(多くのアイテムではほぼ100%)使用。「Eco Cert」や「ACO」「BDIH」など世界的なオーガニック認証機関で認定された原料を使用し、植物原料は全て産地を公開しています。公式オンラインショップのほか、東京表参道に直営店「AMRITARA HOUSE」があり、全アイテムを手に取って見ることができます。

▼公式サイト
http://www.amritara.com/

 

ナチュラグラッセ / naturaglace(メイクアップ、1974年誕生)

naturaglace

photo by naturaglace

天然由来または天然物を加工した原料を使用し、肌に負担をかける成分を使用していません。植物エキスを配合することで、メイクをしながらスキンケア効果が期待できます。公式オンラインショップや全国の直営店のほか、「東急ハンズ」「ロフト」「プラザ」「Cosme Kitchen」などでも購入可能です。

 

▼公式サイト
http://www.naturaglace.jp/

 

エムアイエムシー / MIMC
(メイクアップ・スキンケア

MiMC

photo by MiMO

「スキンケア成分だけでメイクができれば、24時間ケアできて、そしてもっと女性は輝くことができる」というコンセプトのもと、ベースメイクからポイントメイクまでがスキンケア成分で作られたメイクアップアイテムを展開。特にミネラルファンデーションに力を入れており、大抵のミネラルファンデーションはパウダータイプが主流のところ、「MiMC」ではパウダー、プレストパウダー、クリームの3タイプを展開しています。クレンジングを使う必要がなく、お湯と洗顔料で落とせる点も特徴です。

▼公式サイト
http://www.mimc.co.jp/

 

エトヴォス / ETVOS(メイクアップ・スキンケア

ETVOS

photo by ETVOS

肌に最も負担をかけるのはクレンジング。強いメイクは強いクレンジングでないと落とせません。そこで、クレンジング不要のミネラルメイクと、皮膚科学を研究する医学博士監修のもとで開発されたスキンケアアイテムを展開。特にメイクアップは、ミネラルコスメでありながら通常のコスメと変わらない使い心地(発色やカバー力)を追求しています。

▼公式サイト
http://etvos.com/

 

ミッシェルビオ / Michelle Bio
(スキンケア、2010年誕生)

michelebio

photo by michele bio

日本人女性向けに開発しており、日本人が好むテクスチャーや香りも重要な製品作りの指針。すべて自然由来成分で作られています。特に世界中から厳選した3種類のオーガニックローズ「ダマスクローズ(ブルガリア)」「ハイブリッドローズ(島根)」「ローズヒップ」のエキスやオイルをブレンドし、スキンケア効果だけでなく、香りも楽しめるスキンケアラインナップが特徴。 ドイツのBDIH認証取得しています。

▼公式サイト
http://michellebio.jp/

 

YUMEDREAMING Epicurean / ユメドリーミング・エピキュリアン(ヘアケア、2011年誕生)

yumedreamingヘアサロン「Twiggy」を主宰する松浦実穂氏のプロデュースによるヘアケアブランドとして誕生。廃棄されるだけの国産たけのこの皮エキスや、国内での消費量が低下しているお米の粉など、髪に良いだけでなく、サステナビリティーにもつながるオーガニック植物成分を、シャンプーやトリートメントなどに積極的に配合しています。シリコンや防腐剤、合成香料なども一切使用していません。オーガニックシャンプーには珍しく、泡立ちが良いことも大きな特徴です。

▼公式サイト
https://yumedreaming.com/

 

オンリーミネラル / Only Mineral(メイクアップ・スキンケア

onlyminerals

photo by only minerals

「ミネラルの力で、もっと美しくなれる」をコンセプトに、メイクアップだけでなくスキンケアにもミネラル成分を使用。展開する商品はミネラル含有率100%で、4つのミネラル成分だけで高い対紫外線効果やカバー力、透明感などを実現しています。

▼公式サイト
https://www.onlyminerals.jp/

 

●ウカ / uka(ネイルケア・ハンド&ボディーケア・ヘアケア、2009年誕生)

uka

photo by uka

トータルビューティーサロン「uka」代表でネイリストの渡邉季穂氏が設立したネイルケア、ハンド&ボディーケア、ヘアケアのブランド。特に人気のネイルケア用のオイルは全5種で、ベーシックな1種と、オススメの使用タイミング(時刻)を商品名にした4種を揃えているのがユニークです。例えば「uka nail oil 7:15」は朝につけるサンダルウッドやヒノキ、柚子などの香りを調合していて、爽やかな1日のスタートにピッタリです。「Eco Cert」認証取得。公式オンラインショップ「ukakau」で購入可能です。

▼ukakau
http://ukakau.com/

 

さあ、西海岸&日本国産のオーガニックコスメブランド情報はいかがでしたか?最後に、「オーガニックコスメ」を使用する上での注意点を。「オーガニックコスメ」と一言で言ってもオーガニック成分以外に香料などの添加物を使用しているものもあるので、オーガニックコスメ認証機関の認証は受けているものをきちんと選んだ方が安心です。

また、天然由来成分は、人によってはアレルギーを引き起こす可能性があるほか、化学合成物質を使ったコスメに比べて自然なだけに成分の割合が安定せず、お肌のトラブルにつながったりすることもあるので、必ず使用してみて、本当に自分の肌に合っているなと思えるものを長く使うようにしてください!

◉引用元:

  • Cosme Kitchen
  • はじめてでもよくわかるオーガニック&ナチュラルコスメの事典 」吉川千明
    • この記事を書いた人
    • 最新記事

    MAY

    東京でWebマーケティング・ECコンサルに従事した後、2011年に長年の夢であった海外生活をすべくロサンゼルスに移住。現在はフリーランスとして旅をしながら様々なWebプロジェクトやアテンド案件に参画。
    趣味:街散策(#しべさんぽ)、ロードトリップ、キャンプ、国立公園巡り、イベント巡り(特にフェスと映画祭)、西海岸メイドの素敵なブランドを発掘すること。

    -美容, 西海岸カルチャー
    -,